バック・アロウ　第２３話　天から降るのは破滅の印か

天から降るのは破滅の印か

エピタフマウンテンに到着したグランレッカ。すると、待ち構えていたルドルフによって巨大なラクホウ「破滅の輪舞（ロンド）」が打ち込まれた。回転を始め、内側へ迫りくる世界壁に、リンガリンドの大地が飲み込まれていく。ルドルフやディソナンザの妨害に苦戦するグランレッカ。

しかしそこに勝機を見出したシュウは、暗黒弾を放つようにカイに告げる。カイとアロウ、レンの三位一体による覇道天弓で放たれた暗黒弾は、見事に破滅の輪舞を消し去った。さらに新たな破滅の輪舞が打ち出されようとしたが、暗黒弾で中を通り抜け、アロウ達は遂に壁の外へたどり着くのだった。

HPより引用

BACK　２３　感想

エピタフマウンテンに向かうグランレッカ一同
そこで待ち受けていたのはルドルフだった
やっぱり生きていたのかコイツ・・・
ルドルフの「最後の審判がくだされる」
という言葉を合図に赤ちゃんの泣き声が響きわたり
巨大なラクホウが落ちてきた
破滅の輪舞という名前らしい
ルドルフって丁寧に説明してくれるから助かる
巨大な槍によって身動きがとれなくなるグランレッカ
グランレッカがルドルフに手こずる中
アロウ、カイ、レンは破滅の輪舞への攻撃を開始

我が身を以て道を切り拓く。それこそが王の務め！その信念！
ｶｲ『今！二度とくじけぬ男と！』
ﾚﾝ『義に生きる女と！』
ｱﾛｳ『全てを救う男が再び放つ！』

『三位一体！覇道天弓！』
合体技キターーーーーー！！
ヤバ、かっこよすぎて鳥肌がすごい！

三位一体の覇道天弓で放たれた暗黒弾
さらに暗黒弾によってできた穴を抜けて一同は壁の外へ
そこにあったのは破滅の輪舞の発射施設
カイは暗黒弾を打ちまくり施設ごと破壊
暗黒弾ってそんなに連射できるのね・・・
なんかカイが青天井で強くなっていく

そして、ついに姿を現したラスボス！

ｱﾛｳ「なるほどな、最後の敵は俺ってわけか」

これはアツイ！ラスボスが主人公にそっくりだなんて！
どんな戦いになるのか？
いよいよ最終回を残すだけとなりました
ずっと想像を超えてくる展開が続いているので
この物語がどう終わるかなんて予想がつきません

ここに注目！

今回、ついにシュウとカイが和解しましたね
二人の会話が最高でしたね

ｼｭｳ『人は死の極みの刃のもとでのみ、その本性を現す。ゼツ凱帝の教えだったね』
ｶｲ『俺がアロウを試したと』
ｼｭｳ『そうであり、そうじゃない』
ｶｲ『なに？』
ｼｭｳ『君が試したのは僕だ。君と共に目指した夢を捨て、アロウくんを選んだ僕の目を試した』
ｶｲ『相変わらず自分中心だな』
ｼｭｳ『ゼツ凱帝が亡くなった今、いずれ君がレッカの王になる。君が望む、民に貴賎なく豊かに暮らせる国作り』
ｼｭｳ『その政策をまとめておいた』
ｶｲ『お前』
ｼｭｳ『僕は君の夢を振り捨てたからね、頭の中に残ってると邪魔なんだ』

ここでカイはシュウの腕をつかみ、傷を隠していたテープを剥がす

ｶｲ『俺が気づいていないと思ったか』
ｼｭｳ『まいったな…』
ｶｲ『この政策とやら今は受け取らん。聖域に行き、神を倒したそのあと。お前の口から時間に聞かせてもらう。世界の全てを知った男から直にな』
ｼｭｳ『僕の夢に付き合ってくれるのか』

幼い頃に理想の国を作ると誓い合った二人の絆は変わらず、大人になった今、俺たちの想いは神をも凌駕すると”北壁の誓い”を再び交わす。
これから神との戦いに挑もうとする状況とか、ゼツ陛下の想いを受け継ぎすでに王としての風格さえあるカイとか、いろんな状況が重なってもう感動しかありません。

そして、一番近くで二人を見てきたレンも泣いてましたね。
カイの護衛として責務を全うするレンに対して

ｼｭｳ『また僕を狙うつもりかな』
ﾚﾝ「不穏な動きをするときは、私があなたをずっと見ていることだけはお忘れなく」
ｶｲ『ほほう、これは見事な告白だ』
ｼｭｳ『この男に男女の機微はわからないよ。前に言ったろ？』
ﾚﾝ「この唐変木と朴念仁」

この時の膨れっ面のレンがなんともかわいい
シュウが唐変木で、カイが朴念仁かな？

この三人の関係性は最高ですね。

次回　最終話　我が赴くは星の群か